神ゲーと聞いて、気づけば何周もしていた
「サイバーパンク2077、今から買っても楽しめる?」
そう思って検索しているなら、まさに数年前の私と同じ状態かもしれません。私がこのゲームを始めたのは、発売から数年が経って、すっかり「神ゲー」と言われるようになってから。後追いで「そんなに良いなら」と手を出しました。
結論から言うと、普通に遊ぶだけでも十分に面白い。そして、やり込めばやり込むほど、サイバーパンクがさらに好きになっていきました。
一般的には、メインストーリーだけなら約20〜30時間、サブクエストも含めて遊ぶと40〜100時間ほど が目安と言われています。まるで自分自身が「V(ヴィー)」であるかのような追体験をしながらゲームを進めていきます。メインもサブクエストも巡りつつ、選択や進め方次第で変わるエンディングを見たいがために、何度も繰り返しました。
管理人このゲームは長編映画を何十本も見ているような感覚に近いので、いつのまにか時間が溶けていきます。にも関わらず、かっぱえびせんみたいにやめられない止まらない中毒性があります。あまりにおもしろい漫画を読んでいると、「早く続きが来ないかな?」と我慢できずに、ジャンプを買いに行ってしまう——そんな感覚に近いです。
①ナイトシティの世界観 、②予想を裏切るストーリー、 ③心に残る登場人物たち 、④戦闘の楽しさ 、⑤遊ぶ前に知っておきたい注意点 、⑥ボリュームについてお話していきます。
ナイトシティ:美しい夜景と、正直ちょっと苦手な暴力
サイバーパンク2077の舞台は、「ナイトシティ」という近未来の巨大都市です。巨大企業が支配する架空の街で、テクノロジーと犯罪が入り混じる世界が広がります。
美しい夜景と、過激な表現
まず目を奪われるのは、その 美しい夜の景色。昼夜を問わずネオンが輝く街並みは、ただ歩いているだけでも引き込まれます。一方で暴力的なシーンや、性的なシーンはあまり見たくない というのが本音でした。でも、面白さがそれを上回ってしまって、つい次のストーリーを進めたくなる んですよね。
未来を映す「鏡」のような世界
そしてこのゲームをやっていて感じるのは、これからやってくる未来を映し出す「鏡」のような世界 だということ。科学技術が進歩して、今よりずっと長生きでき、今ならありえないことも何でもできてしまう。でも、その先に広がっているのは、どこか荒廃した世界 です。
ホログラムの技術や幻想的なお祭りの景色も、その裏側にある影を知ってしまうと、素直には受け止められない。そんな複雑さがあります。中には、体を魔改造しすぎて、もう人間とは言えないようなキャラクター も登場します。最初は「ぎょっ」とするけれど、「そういう生き方の人たちもいる世界なんだ」と、だんだん飲み込めてきます。
公式トレーラーで雰囲気を確認
※ 出典:CD PROJEKT RED(YouTube公式チャンネル)
実際の雰囲気は、公式のローンチトレーラーでご確認ください。ただ、映像だけでは測れない奥深さ があることを、ぜひ知ってほしいです。
予想を裏切ってくるストーリー
主人公Vとライフパス3種類
主人公は、傭兵(エッジランナー)の「V(ヴィー)」。舞台は、大企業が支配する近未来都市・ナイトシティです。Vの出自(ライフパス)は、ストリートキッド/ノーマッド/コーポレート の3つから選べて、選んだ生い立ちによって物語の入り口が変わります。この街で依頼をこなしながら、成り上がりを目指していく——それが、物語のスタートです。
想像もしない展開へ巻き込まれていく
そんなサイバーパンク2077のストーリーには、「想定外」という言葉がよく似合う と、感じています。
ナイトシティは、命がとても軽い世界。毎日どこかで人が消えても、それが当たり前の世界です。そんな街で、主人公は自分の意思とは関係なく、想像もしていなかった展開へと巻き込まれていきます。
きっかけは、たとえば一本の電話。ナイトシティには、その区域を取り仕切る 「フィクサー」 がいて、彼らから 電話(ホロコール)で「依頼(ギグ)」が舞い込んできます。
ポケモンで最後は必ずライバルと戦うことになるみたいな感じで、「なんとなくこうなるだろうな」という予想が当たることがありますよね。でも、このゲームは違います。「えっ、そうなるの?」という展開が、次々と起こる。先が読めないからこそ、面白さが際立ちます。
翻訳・吹き替えの自然さ
ちなみに、日本語の翻訳・吹き替えはとても自然でした。気にならなさすぎて、逆にストーリーに集中できた くらいです。洋ゲーは翻訳が不自然で気になることもありますが、サイバーパンクにはその心配がありません。
いつのまにか、ずっと心に残る登場人物たち
サイバーパンク2077の一番の魅力は、登場人物が、いつのまにか「自分にとって大切な人」になっている ことだと思います。
自分でつくったVとして物語を生きていると、出会う人たちに、自然と感情移入していきます。気づけば、その人たちの行く末が、他人事じゃなくなってきます。
管理人そして、物語を進めると、どうしても救えない人や、割り切れない関係 が出てきます。誰が、どうなるのかは——ネタバレになるので、書きません。
動画で見ても、自分のVで体験したくなる
気になる別の結末は、プレイ動画でも見ました。でも、動画で見ると「これは自分のVじゃない」という違和感があって……結局、自分のキャラでもう一度ゲームしたくなる、追体験する感覚は自分でプレイするしかありません。結末を知っていても、それでも自分のVで体験したくなる、そのくらい、ナイトシティの人たちが「自分の物語の人たち」になっていました。
荒んだ街でも、Vを大切に思ってくれる人がいる
ナイトシティは、正直やさしい街ではありません。でも、その中にも、Vのことを本気で気にかけてくれる人たち がいます。
ジュディとヴィクとの出会い
私が特に心を掴まれたのが、ジュディ。自分のために、どこまでも頑張ってくれる。心配してくれる人がいるって、こんなに嬉しいものなんだ と、あらためて感じました。
それから、いつもVの体を診てくれる ヴィク。不器用だけど、面倒見のいいキャラクターです。お金が返ってくるかもわからないのに、それでも、できる限りのことをしてくれる。商売っ気じゃなく、本気でVを心配してくれているのが伝わってきました。
ナイトシティは、いつ誰が命を落としてもおかしくない街。だからこそ、「今できることを、できるうちに」 という想いで接してくれているのかもしれません。派手な戦闘やSFの世界観も大好きですが、私がこのゲームに本気でのめり込んだのは、こういう 「人の温かさ」 に触れたからだと思います。荒んだ街だからこそ、ひとつひとつの優しさが、よけいに沁みるんです。
苦しい世界の中の、一握りの優しさ
このゲームには、あまりにも個性的なキャラクターばかりが登場します。凡人なんて、ひとりもいない。濃すぎる人たちと、濃すぎる物語を次々と目の当たりにしながら、それでも なんとか生き残るために、あがき続ける。だからこそ、そのなかにある、ほんの一握りの優しさ。そして、大切な仲間とともに、物語の根幹へと向き合っていく姿。それが、実はとても美しい。最終エンディングはどれをとっても同じものは一つもありません。ぜひ楽しんで頂きたいです。
銃撃とサイバーウェアで暴れる楽しさ
戦闘は、武器も戦い方も自由に選べるのが魅力です。
お金で強化して、戦闘を楽にする
正直に言うと、私のいちばんの目的は 「ストーリーを見たい」。だから戦闘は、できるだけ楽に進めたかった。そのために選んだのが「お金で強化しまくる」という作戦です。
最初はお金がありませんが、サブクエストを地道にこなしていくと、少しずつ貯まっていきます。そうやって稼いだお金を、私はほぼ全部サイバーウェアにつぎ込みました。貯めるまでは時間がかかりますが、その分の見返りはしっかりありました。
戦い方の軸は クイックハック(敵を遠隔でハッキングする戦法)。銃は距離で持ち替えて、基本は隠れてスナイパーで狙撃、近づかれたらショットガンで応戦、という感じです。逆に、刀などの近接戦闘はほとんど使いませんでした。実はこのあたりは戦い方は無限大です、好きな戦い方に合わせて強化するとより楽しめます。
サイバーウェアで「人間離れ」していく
このゲームならではの楽しさが、サイバーウェア(身体改造) です。お金をかけて強化していくと、目に見えて戦いやすくなっていく。強くなる実感が楽しくて、どんどん改造をしていきます。
たとえば、二段ジャンプができる 強化腱 や、腕からロケットを撃ち出す プロジェクタイルランチャー。こういうのを付けるほど、どんどん人間離れした動きができるようになります。「もう人間業じゃないな(笑)」と思いながら、自分のVを育てるのが本当に楽しかったです。
管理人※ 出典:CD PROJEKT RED(YouTube公式チャンネル)
しかも、パークツリー(能力の振り分け)を自由に組み替えれば、戦い方がまるで別ゲームのように変わります。「自分はどう遊ぼうかな」と考える時間も、このゲームの楽しさのひとつです。
それでも苦戦、でもガッツで乗り切る
ここまで強化しても、何度も死んでしまって、クリアできなさそうなクエストもありました。「これ無理かも」と思いつつ、そこは ガッツでなんとか乗り切った。苦戦するところはちゃんと苦戦する。でも、その難しさも含めて楽しくて、クリアできたときの達成感は格別でした。
仲間と挑む、大きな戦い
そして、ひとりで戦うだけじゃありません。物語の中では、心強い仲間たちと一緒に大きな戦いに挑む展開もありました。
管理人遊ぶ前に知っておきたい、正直な注意点
サイバーパンク2077は名作ですが、買う前に知っておくといい「正直な注意点」もあります。
年齢制限(CERO Z):遊ぶ環境を選ぶ
このゲームは、CERO Z(18歳以上対象)です。暴力的なシーンに加えて、性的表現 もあります。
正直に言うと、この性的表現が 遊ぶ環境を選ぶ理由 になります。家族と一緒のリビングや、人がいる場所では、ちょっと遊びにくい。ふとした瞬間に出てくると気まずいので、一人の時間に集中して遊ぶゲーム だと思っておくといいです。
移動・運転が、案外面倒
広いナイトシティを移動するのですが、運転が案外面倒 でした。
移動の基本は、マップ画面で目的地を設定すると、ミニマップに道順(ナビ)が出るので、それを見ながら運転します。ただ、最初はこの操作に慣れなくて、道に迷って大変だった記憶があります。
ファストトラベル(瞬間移動)は、マップ上の専用ポイント(データターム)を一度訪れると、そこへ飛べるようになります。ただし 一度行った場所にしか飛べない ので、新しい場所には自分で運転して向かうことになります。
ただ、2025年7月のアップデート2.3で「オートドライブ」(自動運転)機能が追加され、ハンズフリーで目的地まで自動で移動できるようになりました。私のプレイ時にはなかった機能なので、今から始める方は、運転の手間がずっと減りそうです。
どのエディションを選ぶ? 価格の目安
買うときに迷いやすいのが、エディションの違い です。ざっくり、こうなっています。
| エディション | 内容 | 希望小売価格 |
|---|---|---|
| 通常版 | ゲーム本編のみ | 7,980円+税 |
| アルティメットエディション | 本編+拡張パック「仮初めの自由」 | 9,680円(税込) |
わたしなら中古で買って拡張パックを買うよ、それが実は一番やすい、けどすぐゲームしたいならオンラインかな。
※ 実際の販売価格は、店舗・サイト・時期によって変動します。サイバーパンク2077はセールも多いので、最新の正確な価格は各販売サイト・ストアでご確認ください。
ボリュームは満点、ただし長い
ボリュームについては、文句なしで大満足 でした。
どれくらい遊んだかというと——メインもサブもクリアして、さらにクリア後も続けて、エンディングを3〜4種類は見ました。
ただ、目当てのエンディングにたどり着くまでが、けっこう長い ということです。これは中だるみという意味ではなくて、そもそも本編のストーリーが、しっかりボリュームのある作り なんです。だから、特定の結末を狙って遊ぶと、そこまでが長い道のりになります。
管理人それでも続けられたのは、結局のところ この先どうなるんだろう、というストーリーへのワクワク感でした。長いのに止まらない。次が気になって、つい進めてしまう。だから、長さに耐えたというより、気づいたら何周もしていた、という感じです。
逆に言えば、それだけのボリュームを、最後まで遊びたくなるゲーム だということ。「先が気になる」という一点で、長さを忘れさせてくれました。
まとめ:こんな人におすすめ/こんな人は注意
ここまで読んでくださった方のために、どんな人に向いているゲームなのか を、正直にまとめておきます。
| こんな人におすすめ | ・物語にどっぷり没入したい人 ・自分だけのキャラクターで世界を生きたい人 ・じっくり長く遊べる、骨太なゲームを探している人 ・近未来・SFの世界観が好きな人 |
| こんな人は注意 | ・暴力的・過激な表現が苦手な人(CERO Z) ・長時間のプレイがつらい人 ・サクッと短時間で終わらせたい人 |
サイバーパンク2077は、遊ぶ環境も、向き合う時間も、それなりに求められるゲーム です。手軽さとは正反対かもしれません。
それでも、ナイトシティで過ごした時間は、私にとって特別なものになりました。出会った人たち、悩んだ選択、何度も見た結末——そのどれもが、心に残っています。
管理人過激な表現や年齢制限など、人を選ぶ部分は正直にあります。でも、その壁を越えて遊ぶ価値のある一本 だと、私は思います。
作品の詳細は サイバーパンク2077 公式サイト(CD PROJEKT RED) からチェックできます。最新の対応機種や価格などは、各販売サイト・ストアでご確認ください。



